日本学術会議法案に関する日本ジェンダー学会理事会声明

日本学術会議法案(以下、学術会議法案)が、2025年4月18日、衆議院本会議で趣旨説明され、国会での審議が始まりました。
日本学術会議の「協力学術研究団体」の一つである日本ジェンダー学会は、国会審議にあたって、4月15日に日本学術会議総会が採択した「声明 次世代につなぐ日本学術会議の継続と発展に向けて~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって」および「決議 日本学術会議法案の修正について」を支持、賛同することを表明いたします。

なお、上記声明及び決議は、学術会議法案が「ナショナル・アカデミー5要件」(①学術的に国を代表する機関としての地位、②そのための公的資格の付与、③国家財政支出による安定した財政基盤、④活動面での政府からの独立、⑤会員選考における自主性・独立性)を充足することを求めています。この「ナショナル・アカデミー5要件」を満たす形での修正がなされない限り、学術会議法案は廃案にされるべきことを表明いたします。
以上

2025年4月25日
日本ジェンダー学会理事会