松並知子
プロフィール
http://researchmap.jp/matsunami_tomoko
現職:同志社大学嘱託研究員、武庫川女子大学・神戸女学院大学・
立命館大学・大手前大学 非常勤講師
学位:博士(言語文化学・大阪大学)・修士(人間科学・大阪大学)
経歴:
2008年10月- 2010年7月 金沢大学 特任准教授
2007年4月- 2008年9月 立命館大学 非常勤講師
2006年4月- 2008年9月 帝塚山学院大学 非常勤講師
2002年4月- 2007年3月 大阪医療技術学園専門学校 非常勤講師
1995年1月- 2002年3月 財)日本国際協力センター JICA研修監理員
社会・学会活動:
伊丹市男女共同参画審議会委員(2015年11月‐現在)
日本ジェンダー学会理事(2009年9月- 現在)
日本心理学会ジェンダー研究会事務局(2008年1月 - 現在)
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会会員(2010年10月‐現在)
吹田市男女共同参画審議会委員(2011年7月 - 2013年6月)
所属学会:日本心理学会、日本教育心理学会、日本社会心理学会、日本発達心理学会、日本パーソナリティ心理学会、日本ジェンダー学会
業績
著書:
・『アクティブラーニングで学ぶジェンダー~現代を生きるための12の実践~』ミネルヴァ書房 2016年3月 (共著)
担当の第7章「母娘関係に見るジェンダー」では、漫画『イグアナの娘』を言説分析の手法で分析し、グループでディスカッションを行うことで、母娘関係について考える。
・アジアのなかのジェンダー(改訂版)ミネルヴァ書房 2015年5月 (共著)
担当の第4章「雇用問題のおけるジェンダー」では日本の女性労働の特質や労働に関する法整備、雇用差別などについて概観した。
・法と心理学の事典 朝倉書店 2011年5月 (共著)
担当の5.1.「心理学の研究分野」では、心理学の概要や歴史、各研究分野等について概説した。また、5.2.「社会心理学」では、社会心理学の概要を解説し、具体的な研究例等を挙げた。
・ジェンダーの心理学ハンドブック 青野篤子・赤澤淳子・松並知子(編)ナカニシヤ出版2008年3月
本書は過去約10年間に発表されたジェンダーに関する日本の研究を紹介し、論評を加え、研究の到達点と課題を提示したものである。担当章の「メンタルヘルスとジェンダー」では、メンタルヘルスの性差の背景にある社会心理的要因について分析・考察した。
・シードブック:教育心理学 建帛社 2008年3月 (共著)
担当の第11章「発達障害をもつ子どもの理解と対応」では、障害の原因や特徴、対応の仕方、教育上の注意点などについて概説した。
翻訳:
・女性とジェンダーの心理学ハンドブック 北大路書房 2004年3月 (共訳)
海外で発表された女性とジェンダーに関する心理学理論と過去の研究概要を紹介することを目的に翻訳された。第25章「セクシュアル・ハラスメント」担当。
論文:
・女子大学生のキャリアプランと「自立」の関連―心理的・社会的・経済的側面を含めて―神戸女学院大学論集 62(2) 121-136 2015年12月(共著)
・性別二元性をどうのり超える―性を個人差として扱う可能性― 教育学年報 54(1) 202-211 2015年9月(共著)
・自己愛の病理性の性差~他者への依存と自己誇大化~ パーソナリティ研究 22(3) 239-251 2014年3月 (単著)
・小説『野ブタ。をプロデュース』に見る自己愛~ペルソナと自己プロデュース 東京家政大学研究紀要 54(1) 87-95 2014年3月 (共著)
・自己愛に関する研究の概観~ナルシシズムとセルフラブ,および,質的な性差に焦点を当てて~ 四天王寺大学紀要人文社会学部 56 1-22 2013年9月 (単著)
・女性研究者が抱える問題と有効な支援策~インタビュー調査の分析より~ 日本ジェンダー研究 15 114-128 2012年9月 (単著)
・Career Planning from a Financial Perspective: An Investigation into Female Students’ Attitudes to Work, Family and Money Journal of Proceedings of the Gender Awareness in Language Education 5 38-58 2012年8月(共著)
⇒ http://www.gale-sig.org/galejournalconf4.pdf
・大学生の性に対する態度がデートDVに及ぼす影響 四天王寺大学紀要人文社会学部 53 111-122 2012年3月 (共著)
・デートDVの実態と心理的要因~自己愛との関連を中心に~ 神戸女学院大学「女性学評論」 26 43-64 2012年3月(共著)
・デートDVにおける社会的交換モデルの検討 仁愛大学研究紀要人間学部編 10 11-23 2012年3月(共著)
・大学生のデートDV加害及び被害経験と愛着との関係 学校危機とメンタルケア大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター 10 49-64 2012年3月(共著)
・ワークライフバランスと地域社会~男女共同参画社会の視点から~ 地域経済ニュースレター 84 9-11 2009年3月(単著)
・女子生徒の理工系選択に関する意識調査及び選択支援の効果 平成21年度(財)いしかわ女性基金調査研究委託事業報告書 2009年3月(共著)
・来日フィリピン人の見た日本のジェンダー意識 アジア女性研究 16 55-66 2007年3月 (単著)
・「生きた心理学研究」についての考察―テキスト分析と実証研究の統合の試み 大阪大学言語文化共同研究プロジェクト2005:表象と文化Ⅲ 109-118 2006年5月(単著)
・満たされない自己愛-中村うさぎと倉田真由美の言説より- 大阪大学言語文化共同研究プロジェクト2004:「表象と文化Ⅱ」 103-112 2005年5月(単著)
・『だめんず・うぉ~か~』が売れる理由-倉田真由美的葛藤と自己愛- 女性学年報 26 79-101 2005年11月 (単著)
・「カウンセリングと問い」に参加して 臨床哲学のメチエ(大阪大学臨床哲学研究室) 10 9-11 2002年12月(単著)
・自己愛の適応・不適応と性役割の検討 大阪大学教育学年報 6 255-266 2001年4月(共著)