第17回大会(2013年)「伝承文学における父親像と母親像」

平成25年度には、日本ジェンダー学会第17回大会が、2013年9月7日(土)に、武庫川女子大学マルチメディアホール(MMホール)で開催されます。

日本ジェンダー学会第17回大会

大会実行委員長:野口芳子(武庫川女子大学文学部英語文化学科)
日時:2013年9月7日(土)、9:50~17:00
場所:武庫川女子大学マルチメディアホール(MMホール) 兵庫県西宮市池開町6-46

(詳しい交通アクセスに関しては、下記の大学ホームページをご覧下さい)
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/access.htm

参加費(資料代)として、会員1000円、一般1500円、学生500円をお願いします(武庫川女子大学学生は無料)。

第17回日本ジェンダー学会大会を武庫川女子大学で開催することになりました。
本大会のテーマは「伝承文学における父親像と母親像」です。母性愛や父性愛は本能のごとく語られることが多いですが、
現実の社会では子どもを虐待する実の父母も存在します。「女らしさ」や「男らしさ」が時代によって社会によって異なる
性差であるのと同様、母性愛も父性愛も生物学的な本能ではなく、社会や文化によって左右されるジェンダーなのです。本
大会では様々な国や時代の伝承文学を取り上げて、そのなかの父親像と母親像を検証することによって、母性愛や父性愛が
ジェンダーであることを明らかにしていきます。

受付開始 9:00~

個別報告 10:00~11:00

開会の辞  玉井 暲 (武庫川女子大学文学部長)
報告1「中国における人民公社化過程の『生活の集団化』政策にみられる生産組織と家族のあり方」
横山 政子
報告3「フライブルクの女性予言者(1560年)-16~17世紀ドイツにおけるジェンダーと信仰のかたち-」
栗原 健

基調講演 11:10~12:10

基調講演「説話にみる父母像の変容-霊異記から今昔」
服藤早苗

昼食 11:10~13:00
総会 13:00~13:30

シンポジウム「伝承文学における父親像と母親像」 13:30~17:00

パネラー1「御伽草子における母親像と父親像」
佐伯 順子
パネラー2「中国『花木蘭』における父親像と母親像-事詩から演劇へ-」
中山 文
パネラー3「英国伝承バラッドにおける父親像と母親像」
鈴木 万里
パネラー4「『ドイツ伝説集』における父親像と母親像」
野口 芳子
コーディネーター 谷口 秀子